初めまして。
初めましてのあいさつが相応しいかどうかわかりませんが、初めましてです。色々お伝えしたいので今回のブログ、長いですが最後まで読んでくださると嬉しいです。
2021年にブログをスタートさせた頃、私はECサイトやweb雑誌に記事を書いていました。ここは愛犬との暮らしを記録するページで、大切な愛犬との日々を綴った記事を残したまま、私の新たな目標である「完全バリアフリーの工房」を作る道のりを新たに綴っていこうと思っています。なのでブログ名も変えてしまいました。

まず、何を作る工房かというと「作陶」です。陶芸をするための場所。すでにどこに作るかは決まっています。その場所をどれだけバリアフリーにして、どれだけ陶芸する環境にできるのか、ということですね。
私の作りたい工房は、誰でもフラットな気持ちで土に触れてもらえる環境。もちろん基本的なことは教えます。
現在、自宅の一室を使って細々とやってる陶芸。自分1人が作陶するには充分な広さですが…昨年秋頃から「やりたい!」という方が1人2人、3人4人…と増えてきました。1人で充分な広さでは、一度の受け入れはせいぜい2人でしかも狭いので杖をついていると入れない…。そうなんです。高齢者もいるんですよ。

私は定期的に、認知症の高齢者施設で出張陶芸教室を開いています。70代後半から90歳を越える方まで、中にはほぼ視力を無くされている方もいらっしゃいます。「泥は汚れるから嫌」と言ったご婦人が、顔まで泥んこになって無邪気にはしゃぎながらお皿を作る姿とか、ご自身で作った器を見ながら「ステキなお皿ね」と自作と忘れて大絶賛する姿とか、クールな紳士が「こりゃ難しい」と顔をくしゃくしゃにして笑う姿とか、これまで色んな笑顔を見ています。

そんな陶芸を通して、40代のある男性と出会いました。彼の周囲だけ真っ黒い雲がかかったかのようなどんよりとした顔をしてやせ細った彼は、高齢者陶芸を手伝ってくれている60代後半女性のかつての教え子。彼女は、独身時代特別支援学校の教員をしており、二人は師弟関係にありました。
私が出会った頃の彼は、読める文字は少しのカタカナ、赤い文字の手紙やハガキはやばいやつ、言われたことはにこやかに「はい」と返事をしてやり過ごすという思考のみ。複雑な家庭環境下にあり、重度の発達障害を持っているにもかかわらず障がい者としての正規の手続きもせずに行政からの支援もなく、同居の家族もおらず、仕事もなく、辛うじて遠縁の方から月3万円の生活費をもらって生活をしている状況でした。
役所で働く友人にすぐに連絡をして、まずは行政の支援を受けられる生活をと動き、現在辛うじて障がい者としてヘルパーさんがついてくれています。
令和の世の中、高齢者、障がい者への支援の輪はどんどん豊かになっています。しかし、障がい者を持つ親御さんや保護者の方に正しい知識がないと、彼のように確実に社会に埋もれてしまい苦しい生活を強いられる方が存在してしまう現実を見ました。
例えば、白杖をついているとか、車椅子が通れば道を譲るでしょう。世の中には、見た目で分からない発達障害やうつ病等様々な障害があります。あくまでも個人的な意見ですが、ぱっと見で健常者と変わらないそういった方々は最も生きづらい世の中なのかなと考え、そんな人たちが生きる術として、陶芸というものがほんの僅かですがひとつのアイテムになれば…。
春先、私はあるサイトでクラウドファンディングをやってみました。本名を明かさず、友人知人にも知らせずSNSにもあげずただひっそりと。その結果、2ヶ月半で支援は0でした。まあ当然の結果です。
で、自力で頑張ってみようと、これまで愛用していたこのブログを使ってアウトプットしていくことにしました。さてさて、本当に実現するでしょうか…。