千妣絽工房 バリアフリー完成までの道のり

陶芸と着物リメイクの工房です。誰でも陶芸を目指したバリアフリーの工房づくりを綴っていきます。2025年5月まで綴っていた愛犬のお話をそのまま残していくことをご容赦ください

7月の活動、順調に進んでます

こんにちは

千妣絽工房です。

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7月最後の週末2日間は、近隣地域のマルシェへの出店。1日目の土曜日にはインスタグラムで募集したみなさんと『土のグラスづくり』ワークショップを開催しました。

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手狭な会場のため限定5名様を予定していましたが、時間差を設けて、4歳のお子様から大人まで総勢7名プラス3名の親御さんに土の手触りを楽しんくださいました。

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お母様の力を借りながら一生懸命土を触る4歳児の小さな手、妹さんと一緒に「ムズイよ」と言いながら形を整える障害を持った6年生の男の子、「こういうの苦手なんだよ」と言いつつも6歳のお嬢さんと一緒に成形に夢中になる職人気質のお父さん、以前私の器を購入してくださり「自分で作りたい」とご参加されたお客様。

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余った粘土はお好きなように箸置きを作り。

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ひとつひとつの作業工程を丁寧に仕上げつつ、個性豊かで素敵な作品ができました。

「もっとやりたい!」

「次は赤い土!」

「今度は家族全員で!」

「次回予定はいつですか」

有難くもそんな暖かい声をたくさんいただき、バリアフリー工房完成に向け、益々意欲が湧いた一日でした。

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興奮冷めやらぬうちに夜が明け、翌日曜日は、着物リメイク服と器販売。出店先の店舗様は会員制のため、今回のマルシェでは会員様特別価格でのご提供です。

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新作の器を少しだけ、あちこちのマルシェで販売して残ってしまった1点、独自で配合した土や釉薬がもう手元にない器をお買い得品として、このマルシェで初お目見えの着物リメイク服を並べました。

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11月に開催する障がい者・高齢者のファッションショーに出す商品の一部を紹介、こちらは、脱ぎ着しやすいようにボタンやファスナーを使わないもの、車椅子でも動かず頭からすっぽりと被れるように少し短めの丈。もちろん、健常者の方にも普通に着ていただけます。

開店早々から、今回初めて並べた1点ものの着物リメイク服に多くの方が。お褒めの言葉をたくさんいただき、それぞれお好みのものを購入してくださいました。作った甲斐があります。

着物リメイクを販売するために取得した古物商許可が下りてからひと月。順風満帆とはいきませんが、11月の障がい者ファッションショーに向けてよい滑り出しでした。

 

器の販売や着物リメイクの販売は、今後の活動のために必要な大切な資金です。これからもチャンスがあれば色々なマルシェへ参加したいと考えています。どこかで千妣絽工房を見かけたら、どうぞ作品を手に取ってみてください。