私の見ている世界

愛犬のいる暮らし、メダカのいる暮らし、時々私の心の声を漏らす場所。

愛犬と虹の橋と残された子

ご無沙汰しています。

2024年3月9日午前1時、愛犬シェリーちゃんは家族が見守る中私の腕に包まれて眠るように逝ってしまいました。

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大きな手術を乗り越え3ヶ月の闘病生活の中、ほんの2分前まで私たち家族にしっぽを振り、身体のおよそ2倍の悪性腫瘍を抱えながらもふらふらになりながら家族の真ん中を嬉しそうに歩き回った末のことでした。

たくさんの愛と幸せを私たちに与えてくれた小さな身体のシェリーちゃんです。

しばらくの間ブログを書けないまま、何も手につかぬまま時間が過ぎていきました。

ああ、ただ辛い。苦しい。嫌だ。シェリーちゃんがいないことがこんなに嫌なんだと改めて感じています。

それは多分、私だけでない。ももちゃんも。

シェリーちゃんが虹の橋を渡った10日後、ももちゃんは定期健診で血液検査とレントゲン、超音波を撮りました。CRP(炎症を示す数値)が高い。レントゲンも超音波も血液検査もCTもMRIも関節液検査も、どこにも異常がないのに。

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先生曰く、免疫不全の可能性もないことはないが、食欲もある、下痢や嘔吐はないとなるとそれも考えにくい。さて、どうしたものか。

 

ももちゃんがこの家に来てからずっと一緒だったシェリーちゃんがいなくなったことで、一人ぼっちのお留守番や一人ぼっちのお昼寝、一人ぼっちの食事、一人ぼっちのお散歩ばかりになりました。いるのが当たり前のシェリーちゃんがいなくなって一番ダメージなのはももちゃんなのかもしれません。

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一人ぼっちのお留守番はシェリーちゃんの遺骨の前で寝転んでいます。一人ぼっちのお昼寝はシェリーちゃんのひざ掛けの上を使っています。一人ぼっちのお散歩は家を出る直前に拒否されます。

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原因不明のCRP数値、良くなってくれますようにと願うことしかできないけれど、ももちゃんにもシェリーちゃんくらい長生きをしてほしい。

正直、シェリーちゃんがいなくなった今、愛犬ブログをどの程度更新できるか分かりません。本当は後悔の少ない愛犬の介護や看取り、火葬等、自分の体験からお伝えしたいことはたくさんありますが、今はまだ失った小さな命が頭から離れずに悲しみが押し寄せてきます。けど、経験した多くのことが誰かの役に立つことを信じてみます。

そして、ももちゃんのCRP数値が基準値に下がるまで、月に一度血液検査を続けます。